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薬の塗り方・豆知識

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薬の塗り方・豆知識

紫外線療法

強いかゆみには『紫外線』が効果的。

紫外線治療室



紫外線には免疫を抑制する作用や炎症を抑える作用があり、ある波長の
紫外線を照射することで、アトピー性皮膚炎をはじめとした様々な皮膚の
病気を改善できます。

かゆみが極端にひどい場合や、通常の治療ではなかなか皮膚の炎症が
治まらない場合には、「紫外線療法」がございますので、お気軽にご相談下さい。

病気の特徴を理解すること

アトピー性皮膚炎やアレルギーなどは、すぐに完治するものではありません。

当院では、まず病気の症状や治療法などを『丁寧に、わかりやすく』ご説明しております。
病気の特徴を理解していただいた上で、最初から満点の状態を目指すのではなく80点くらいの状態をキープしながら
病気と付き合っていくという意識を持ちましょう。

薬の使い方を知ることが大切です。

FTUとは、Finger tip unit(フィンガーチップユニット)の略で、1FTUはチューブ型の
軟膏を指の第一関節まで出したときの量(約0.5g)をあらわし、これが手の平2枚分の
広さに塗布する目安となります。
ステロイド外用剤をはじめとして、外用薬を皮膚の炎症に使用する場合は正しく
使用しなければ意味がありません。逆に、使い方を完全にマスターすることで大半の
症状は確実に改善します。

乾燥肌のスキンケア

1. からだを洗うときに石けんを毎回は使用しない。(1週間に1~2回で十分です。)
2. 石けんで体を洗うときにタオルなどで擦らないようにする。
3. 入浴後に保湿剤を全身に塗る。保湿剤を塗るときにはタップリと。

日焼け止めの使い方

日焼け止めの塗り方

紫外線による皮膚の障害がいろいろとあります。紫外線の強いときにはぜひ日焼け止めを使用しましょう。
日焼け止めの効果にはSPF、PAという指標があります。
SPFは紫外線のうち炎症を引き起こす作用を持つUVBを遮る効果を示す値で50+まであります。
日常生活程度の紫外線であればSPF30以上のものであれば十分です。
海水浴や運動会などたくさん紫外線を浴びる可能性のあるときにはSPFの高い物を使用しましょう。
PAは日焼けによる色素沈着を引き起こすUVAを遮る効果を示し、+++まであります。
シミなどが気になる場合はPAの高い物を使用しましょう。
日焼け止めの効果は長時間持続しませんので長時間日に当たる場合には2時間に1回は塗り直すように
しましょう。アトピー性皮膚炎など皮膚の弱い人の場合、添加物が多いとかぶれたりすることがあります。
皮膚の弱い人のために紫外線吸収剤を含まないような製品も開発されています。
薬局・皮膚科などでご相談下さい。

よくあるご質問

薬だけ欲しいのですが。

疾患・病状によって様々ですので、基本的には以前診察を受けられた場合でも再度診察を受けていただいた上、 処方させていただきます。
また、多量の処方をご希望の場合は診察の際にご相談下さい。

赤ちゃんも診察していただけますか?

乳幼児はもちろん、ご来院いただけるのであれば新生児の診察もさせていただきます。

アトピー性皮膚炎は治りますか。

体質的な肌の弱さをすぐに『完治』させることはできません。
しかし、何もせずに放置していると”かゆみ”を我慢できずにかいてしまうことで肌が傷つき、
更にかゆくなるといった悪循環を起こしてしまいます。
大切なことは病気とまっすぐに向き合っていくという姿勢であり、塗り薬も正しく使用することで
大半の症状を改善できます。まずは満点の皮膚の状態を目指すのではなく、80点くらいの
状態をキープすることを目標とし、ご自身の力で「治す」という意識を持ちましょう。
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